永久運動

日記のような、随筆のような、ただ思ったことをつらつらと書きつらねるところです

循環

降水と寂しさの関係とは

朝起きて台風、朝食をとって台風、電車に乗って台風、授業をうけて台風、エレベーターで台風、帰宅して台風、テレビで台風、寝る前にも台風。きっと今の最新のトレンドは台風なのでしょう、この時期にしか注目されない熱帯低気圧には、自身のつよいかぜで地面をむちゃくちゃにすることや、地上のものをほじくりかえすことなんて、なおさらそれを迷惑におもっているひとたちのことなんて、知りはしないのだから、しかたない。

 

夜ねるまえにふとおもう、孤独感とでもいうのでしょうか、ひとりでいるかんじ。形容しづらいけどそんな、感覚。寝ているにんげんというのはただ息をするだけのいわばいちばん無防備な状態といってもさしつかえはないでしょう、そんな状態をだれかと共有するというのは、信頼の具現化、でしょうね、いいね。すてきやんねえ。

まえに横で誰かが寝息をたてていたことなんて、あったかしら、いつかしらと思い返してみると、最新は高校生のときだった。当時仲のよかったひとたちと一晩、二晩をともにし、寝る前はたあいもないはなしに花をさかせた。わたしはみんなより一足はやくねてしまったけれど、それだけあなたたちのことを信頼していたのね、とあとになってそう気づく。みんな元気にしてるかな、どうかな。